パラノイドパーク

評価　★★★★★★☆☆☆☆
一言で表す「独特の世界観」

撮り方が独特ですね。
すっごい俳優に近い。
そして、ぶれる、ぶれる。
近くてぶれすぎてる感が、なんとも変わった印象を感じさせてくれます。

また音の使い方も、雰囲気を壊さず、
最大限に独特さを与えてくれるような音楽。
いや～、奇才ですね。
究極の美しさと究極の恐さがつまった、おもしろい作品であると思います。

ガス・ヴァン・サント監督ですと、やはりエレファントのほうが好きですけど。。。
エレファントと描写の仕方は似ていたので、エレファント好きな方は
見るとおもしろいと思います。

つぐない

評価　★★★★★★★★★★
一言で表す「上質な切ない話」

どっぷりはまりました。
とっても上質で、とってもキレイな作品でした。
衝撃的でした。
かなり心が動かされました。

この監督は、大好きな作品の一つである「プライドと偏見」のジョー・ライトさん。
「プライドと偏見」での長編デビューという秀才による2作目でしたが、
「プライドと偏見」とは一味違う、でも上質さは変わらない、
新しい表現に感じました。
こんな描写もできるんだと、さらにこの監督にはまりそうな、
そんな雰囲気です。

内容に戻りますと、
予想していた展開とは違い、かなりのヒューマン。
とっても考え深く、悲しく、切なく、
ものすごくはまってしまいました。

映像、音、雰囲気、どれをとっても、
確実に映画として成り立っているというか、
世界観が出ているというか、
５感全てで味わうことができる、そんな作品です。

もちろん泣きました。
とっても心が動かされたので。。

単純でハッピーエンド好きな僕にとっては衝撃的過ぎな部分もありましたけど、、、
観て良かった作品リストに間違いなく入ります。。

ギルバートグレイプ

評価　★★★★★★★★☆☆
一言で表す「超人間映画」

とってもとってもヒューマン映画です。
映画のタイトルの通り、まさしく「ギルバートグレイプ」にふさわしい映画の内容。
とっても納得できるタイトルです。

この作品の好きなところは２つ。
①ジョーにーデップのさまよう心、ゆれる心
②レオナルドディカプリオの演技

＞①
親に悩むべきところがある、夢はと聞かれた時の答え、恋に落ちる感じ、
家族、愛、夢、街、等々、
数々のものにさまよい、ゆれる描写。
とっても感じることが多く、キレイ。

＞②
最高の演技。
レオ様のことを完全に見直しました。
本当に美しい演技でした。
キレイ過ぎました。

すばらしいヒューマン映画です。

マディソン郡の橋

評価　★★★★★★★★☆☆
一言で表す「上質」

上質な作品。
脚本がしっかりしている雰囲気。
とっても品がある、キレイな作品でした。

日常と非日常（現実と夢）を見事なまでに表現。
表現方法も、ただその話だけを映画にしたわけではなく、
子供に残した遺書として語られる話。
そんなちょっとした工夫も、この作品が上質だといえる理由だと思います。

内容としては、不倫の話。
ただ、どろどろとしてるわけではなく、むしろキレイです。
4日間だけ、主婦ではなく、女になる感じ。
名優二人による表現は、素敵すぎますね。

涙するところもあり、気持ちが完全に入り込みました。
年をとっても、恋するってキレイですね。

最後に、メリルストリープは、さすがの一言ですね。。。

大いなる休暇

評価　★★★★★★★★★☆
一言で表す「最高のほのぼのぉ～映画」

とってもいい作品です。
僕の感性に完全にぴったりな作品です。
設定とか、登場人物とか、内容とか、
ほんとうにほのぼのとした、気持ちが良くなる映画。

とある、人口125人のちいさな島でのお話ですが、
なんか「大いなる休暇」というタイトルもいい感じに決まる
素敵な話です。
125人で繰り広げられる、いろんなシーンは、
本当に観ていて気持ちいいというか、うれしいというか、癒されます。

冒頭にも書いたように、僕の感性とぴったり合っているのが、
この作品を好きになった理由。

追伸
僕の好きな作品である、
「キッチンストーリー」「ストレイトストーリー」が好きな人は
この作品はきっと好きです！！

ニュー・シネマ・パラダイス

評価　★★★★★★★★☆☆
一言で表す「映画人のための映画」

とうとう観ました。
考えるところが多々ある素敵な映画でした。
今まで映画の感想を書かせていただいていましたが、
この作品を観ずして映画の感想を書いていたことが
なんとも恥ずかしく思いました。
映画を観る人は必ず観ておくべき作品だと思います。

内容については、特にこれぞっていうのもはありませんが、
雰囲気がとてつもない存在感。
映画監督の教科書ですね。

とはいえ、最後のシーン。
涙が止まりませんでした。
号泣しました。
ありそうで全くないシーン。
心から映画ってすばらしいなと思いました。
今まで観てきた映画のシーンの中でトップ３に入りますね。

ロッタちゃん はじめてのおつかい

評価　★★★★★★☆☆☆☆
一言で表す「スウェーディッシュはじめてのおつかい」

ロッタちゃん、かわゆす。。
本当に楽しい子でした。

とにかく、この監督さん、僕は好きです。
非常に感性が合う気がします。
僕を映画で表すと、この作品の描写方法になるような、
そんな雰囲気がするので、本当にほんわかしたいい気持ちで見れました。

その他におもしろかったのがお兄ちゃん。
ツリーがないだけであんなに悲しむとは・・・笑
そしてツリーが見つかっただけであんなに喜ぶとは・・・笑
すっごい笑えました。。。

ともかく、雰囲気がほんわかでやさしい、いい気持ちになれる映画。
スウェーデンのシャレた家具等の雰囲気と合わせて堪能してもらいたい、
なかなかオススメできる作品です。。

マイライフ・アズ・ア・ドッグ

総合評価　★★★★☆
個人的に見ていただきたい度　★★★★★
ワンワ～ン度　★★★★★
一言で表すと「ゆっくり、じんわり」

なんかじんわり作品。
それも、ゆっくり。
とっても、キレイ。
引き込まれる作品。

スウェーデンの作品ということですが、
なんか雰囲気的なものがゆっくりで、ほんわりで、良いです。
言語のせいかもしれませんが。。。

最後に、、、
「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」ということですが、
「アズ」はどっちの意味か！？
「～として」？「～のような」？
どっちでもいけそうな感じなのが、個人的に一番気になってます。。

アクロス・ザ・ユニバース

総合評価　★★★★★
個人的に見ていただきたい度　★★★★★
ビートルズvs映像度　★★★★★
一言で表すと「新しいミュージカル」

ビートルズの曲に載せて、終始映画は進みます。
新しいミュージカルタッチな作品。
ビートルズの楽曲を３３曲も使ってるようです。

ミュージカルが好きな人にも嫌いな人にも、
ビートルズに詳しい人でも詳しくない人でも、
すっかりとりこになってしまう作品。
ミュージカル「ライオンキング」を手がけた監督さんということなので
そこら辺もさすが・・って感じがします。

私が知る、音楽を使いまくる映画では、
映画が音楽に負けて、っていうパターンが多いと思うんですが、
この作品は違います。
描写がとってもきれいなのはともかく、
映画と音楽のマッチ具合いが半端ないです。
「センスある作品」とはまさしくこのこと的な。。。

内容については、逆に気にしませんでした。
それ以外で充分に楽しい作品なので。

まさしく「マジカルミステリーツアー」です。（yahoo引用。笑）

僕らのミライへ逆回転

総合評価　★★★★★
個人的に見ていただきたい度　★★★★★
おバカさ、皮肉、素敵度　★★★★★
一言で表すと「最高のおバカ映画」

とっても賢い作品です。
非常におもしろかったです。
おバカな部分たっぷり。
素敵な部分もたっぷり。
おもしろい部分もたっぷり。
泣ける部分もたっぷり。
皮肉もたっぷり。

本当に賢い、頭の良い、センスのいい監督さんだと思います。
彼の作品は４本ぐらい観ましたが、４本観て言えるのは本当に賢い監督だなの一言。
アイデア、ユーモアのたくさんつまった作品・監督です。

内容ですが、話自体は本当におバカ。
有名なハリウッドの作品のリメイクを自分たちで作ってくといった流れなんですが、
随所にいろんな雰囲気を混ぜてくるのが、本当に飽きさせず、感動もさせます。

いや～、まさかこんなに泣けるとは思わなかったです。。