ヴァージン・スーサイズ

総合評価　★★★★☆
個人的に見ていただきたい度　★★★★☆
男ってガキだな度　★★★★★
一言で表すと「女の人ってすっごい大人映画」

女性の監督だからこそ生まれだ、女性の気持ちがすっごいはいった映画だと思います。
（とかいいつつ、僕は男なのでそんなこと言える立場ではないけれども。。）

作品を通じて、男って本当にガキで、女の人って本当に大人なんだなっていうのが
すっごいわかります。
非常に共感というか、やっぱりというか、作品から伝わってくる全てに納得できます。

ストーリーや作品の内容は非常に練られていて、
この監督さんの初作品とは決して思えません。
完成度はものすごい高いです。
（監督は、僕の中で最近気になるリストに入っていたソフィアコッポラさんです。）
若い女性だからできる描写が非常に見所です。

またところどころの細かい映像の効果。
タイトルの出し方や、たまにあるコマ送りの映像、
雰囲気が非常に良いです。

海でのはなし。

総合評価　★☆☆☆☆
個人的に見ていただきたい度　★★☆☆☆
駄作度　★★★★☆
一言で表すと「単なる企画もの」

はっきり言ってナシな映画だと思います。
結構な駄作だと思います。
完全に人工的な雰囲気の作り方。
哲学っぽく見せようと必死な感じ。
選曲の感じ。
完全にやっつけの企画ものとしか言えない映画でしょう。

ただ、宮崎あおいと西島さんの演技は素晴らしい。
ストーリー性がまったく面白くない作品の中、
完璧な演技、彼らにしか出来ない演技をしていたと思います。

哲学っぽさって何かって言うと、
プラトンがなんだだの、哲学の本がでてくるだの、
とりあえず「人間は考える葦だ」って言いたかっただけなんじゃね！？っていう。

そして、選曲。
スピッツに罪はありません。
曲は素晴らしいのです。
ただ、あそこまで大きな音で、何曲も流されちゃうとね〜。。

ということで、究極の駄作。

オール・アバウト・マイ・マザー

総合評価　★★★☆☆
個人的に見ていただきたい度　★★★☆☆
スペイン語かっこいいですね度　★★★★☆
一言で表すと「独特の描写」

先日見てはまってしまった「トークトゥーハー」の監督である、ペドロアルモドバルさんの作品です。
やはりこの監督さんちょっとシャレてます。
映像が本当にキレイです。
９９％のメイン部分の話と、１％の「関係ないでしょ？」的な話がうまく映像化されています。
この１％の部分が非常にいいアクセントになっているように思います。
そういったところがこの監督さんはすばらしいと思っています。

内容については、残念ながら1度見ただけでは、ボクには難しかったです。。
おいていかれちゃうところが結構ありまして・・・（＞＜）
というか、内容自体はそんなにわかりやすいテーマではなかったかのように思います。。
テーマがピンポイントというか、わかりやすくはないというか、大きすぎるというか・・・

ということで、描写を主に見たい方にオススメしちゃいます。。

今宵、フィッツジェラルド劇場で

総合評価　★★☆☆☆
個人的に見ていただきたい度　★★☆☆☆
仲間に入れなかった度　★★★★★
一言で表すと「大人向け映画」

え～っと、はっきり言って置いていかれましたね。。
映画の中の仲間にまったく入れませんでした。
なんか身近ではないというか、とっつきづらいというか・・。
DVDのパッケージを見たときは非常に期待したんですがね。。
というか、寝ちゃいましたよ。。
だって仲間に入れないんだもん。。
きっと私はまだまだ若い子供ちゃんなのでしょう。。
というか、これに仲間に入れちゃう人に、ど～やったらはいれるか聞きたいですね。。

とはいえ、メリルストリープさんの存在感はさすがですね☆
見所はそこかな。。。

空中庭園

総合評価　★★☆☆☆
個人的に見ていただきたい度　★★☆☆☆
板尾さ～ん度　★★★★☆
一言で表すと「よくわからん」

よくわかりません。
感性が合わない。
凝ったシーンひとつひとつがそれほど何も感じない。
私がおかしいのか。
でも、最後の最後はちょっといい。
私は単なる単純人間！？

ということで、本気で観ると疲れちゃう感じの映画でした。
気軽にちょこっと観る分にはいい映画な気がします。
例えば、、板尾さんが観たい人。
そんな人にはいいんじゃないでしょうか。。

にしても、一番のシーンは血の雨のシーン？
本当に何もわからない。。
何も感じない。。。

星になった少年

総合評価　★☆☆☆☆
個人的に見ていただきたい度　★☆☆☆☆
なにをどーしろと言うの・・度　★★★☆☆
一言で表すと「どうぞ星になってください・・」

厳しく言います。
ないです。

土曜ロードショーで見たんですが、、
えーっとなんというか、、しんどかったです。。
笑うにも笑えないし。。
yahooのコメントとか見てると、3分の2の人は絶賛してるようにも思いましたが、、
残りの3分の1の方の意見に賛成する点が多々です。。

基本的に全てが薄かったです。
ただ時間が過ぎるだけの感じがしました。
とあるシーン･･
やぎらくんが、キレて家の窓を内側からパンチで割ります。
次のシーン・・
家の中に飛び散ったガラスを母親が片付けています。
↑内側から殴ったのに、家の内側にガラスの破片！！？？？
こんなの名探偵コナンを見てる小学生でも簡単にわかります。。

もうこんな感じばっかりです。
期待してたからがっかりです。

いや～、久々に見た感じない映画。

THE 有頂天ホテル

総合評価　★★★☆☆
個人的に見ていただきたい度　★★☆☆☆
三谷幸喜さんさすが度　★★★★☆
一言で表すと「あたり前のことがしっかりできているお笑い」

三谷幸喜さんさすが！！って感じの映画です。
あたり前のことがあたりまえにできている映画でした。
（最近あたり前のことが全くできていない映画が多いと思っているので。。）
爆笑するとかそーゆうのはないですが、フフッと微笑んでしまいます。

個人的には寺島進さん好きです。
ほとんど役はなかったけど、効いていたような気もするようなしないような・・。

まぁともかく、三谷幸喜さんの腕前がしっかり発揮されている、
そんな映画だということです。。

ロックンロールミシン

総合評価　★☆☆☆☆
個人的に見ていただきたい度　★★☆☆☆
カセリョウの彼女役の人　★★★★☆
一言で表すと「ねらいすぎ」

いきなり辛口でいきますと、監督さんのやりたいことをやっただけ映画です。
狙ってる要素が満載で、深入りできませんでした。

デザイナーを目指す人たちのお話ですが、
まず、主人公の服装がなしです。
汚い学生にしか見えません。
わざとなのはわかりますが、さすがにあの服装でデザインの才能はすごいといわれても・・・

そして、内容。
最後のシーンとか特に僕の感性とは違いました。
伝えようとしているのはわかりますが。。

ただ、２点気に入ったところがあります。
１．エンドロール
オシャレでした。
この作品の中で一番見てよかったと思える箇所です。
２．カセリョウさんの彼女役の女優さん
彼女は演じているというより、欲でした。
非常にいい味出してると思います。
個人的に主演女優賞ものだと感じました。

最後まで辛くいくと、監督さん、「GO」でうまくいったからって、狙いすぎじゃん。。
「GO」と似ているような感じではあるのだけれども、中身は全然違うように思いました。