僕の大事なコレクション

評価　★★★★★★★☆☆☆
一言で表す「田舎風景」

風景がとってもキレイな映画。
いかにもですが、向日葵が本当にストレートにキレイでした。
一風変わったロードムービー的な作品。
風景だけでも楽しめました。

そして、意外によかったのが主人公のイライジャウッド。
ロードオブザリング色が強い役者ですが、
なんかすっごい合ってます。
変な癖がある主人公。
ひとつひとつのしぐさが繊細で、素敵。

そんな技あり作品です。

女と男のいる舗道

評価　★★★★★★★☆☆☆
一言で表す「ビバ・アンナカリーナ」

内容はともかく、アンナカリーナさんが圧倒的にかわいいです。
完全にずば抜けてますね。
本当に美しいです。
娼婦の話ですが、アンナカリーナを娼婦の設定としてしまう、
なんとも贅沢な作品ですね。

内容ですが、前半はわかりやすく、テンポも良く、
といった感じなんですが、
後半で哲学的な難しい感じに。。。
ゴダールさんの感性はなんか違うなと感じるものでした。

とはいえ、アート性、音楽性、洒落っ気、むんむんのモノクロ映画です。

ダージリン急行

評価　★★★★★★★☆☆☆
一言で表す「仲良し三兄弟旅」

一見ミニシアター系に思いつつ、かなり豪華な作品。
コユイ俳優さんによる内容の詰まった作品でした。

けんかとか、かみ合わない部分とか、めちゃくちゃな部分とか、
けっこうこんなんいいの？的な部分もあったりしますが、
なんかすべて全然良い感じになってます。

一番気になったのは、次男役のエイドリアン・ブロディさん。
「戦場のピアニスト」の印象が強烈だった彼が、
まさかのこんな役で、すっごい印象的でした。
彼の演技を観れただけでも、なんか良かった気がします。
いい感じです。

本編の前にある短編も含め、
さらに、音楽も含め、
とってもオシャレな作品だと思います。

一番オシャレなのは、おそろいのかばんかな！！？？？

ワイルドアットハート

評価　★★★★★★★★★☆
一言で表す「ワイルドな心」

なんかすっごい独特な映画でした。
ものすごい世界観があります。
完全に飲み込まれました。
りんち監督の独特な世界観がひしひしと伝わってきました。
自分のとりたい姿が本当にはっきりしている感じ。
ぶれていません。
だからこそ、全てがストレートに伝わってきます。

車で走っているシーンが多々ありますが、
その雰囲気がとっても好きです。
ありふれた内容ですが、リンチワールドとして
全く新鮮な話として伝わってくる感じが本当にすばらしい作品だと思いました。

ラストのシーン、圧巻ですね。
天使の部分。
こんなシーンをもってくる映画はじめてでした。

ホリデイ

評価　★★★★★★★★☆☆
一言で表す「メジャーなんて言わせません」

出演者がかなり豪華な作品。
確実にメジャーなミーハー作品と思われがちなのでは。
僕もはじめはそんなつもりで、観たのですが、、
・・
・・
とってもおもしろかったです。
潔くて、やはりミーハーだけど、実は深くて、
なんかとっても見入っちゃう雰囲気でした。

内容としては、日本人には馴染みないテーマの話で、まず新鮮。
出演者は良く観たことある人で、なんだか親近感。
等々、全てふまえると、絶妙のバランスの間に出来上がった作品になっています。

そして、涙も出ました。
とっても共感もできました。

なめちゃいけない、最高のミーハー映画です☆

四月物語

評価　★★★☆☆☆☆☆☆☆
一言で表す「onlyイワイズム」

と～ってもありふれた日常の描写。
だれでも簡単に想像できる内容。
それに、ただイワイズムな撮り方を足してあげただけの作品。
そんなイメージです。（辛口ですが・・）
ベタベタで埋め尽くされた内容は、
たいして興味をそそられる部分ではありませんでした。

そんな中、一つ良かったのは、興味を持った部活が、
「釣り部」だったところ。
この作品の中では、ちょっと非日常（！？）
練習風景とかはおもしろかったです。

とはいえ、僕が観て来た岩井俊二映画の中では、
ちょっと一番・・・

ペネロピ

評価　★★★★★★★★☆☆
一言で表す「かわいい前向き映画」

とっても前向きでいい作品でした。
かわいらしい雰囲気で、私がとっても好きな雰囲気でした。
最後には感動ありで、結構涙しました。

内容ですが、、
中身はとってもわかりやすいです。
ありがちな話です。
内容にはそこまで、特別感は感じませんでしたが、
ちょっとした批判や、違った人間模様の描写はキレイです。

この作品の私の高評価は、フォントと小細工にあります。
特にDVDのメニュー部分とか。
まず、「ペネロピ」のタイトルのフォントがすっごい好き。
その周りを囲む、花とその模様の小細工が好き。
私の感性をくすぶる、すばらしいデザインでした。

そんな作品なので、中身も暖かさがあふれた映像。
心が気分良くなる、前向きですばらしい作品でした。

※HPすっごいオシャレです。僕の大好きな感じ。。。

ロッキー・ホラー・ショー

総合評価　★★★★☆
個人的に見ていただきたい度　★★★★☆
なんか気になる度　★★★★★
一言で表すと「エンターテイメント」

すっごいエンターテイメントな作品。
いろんな目を持った作品。
ジャンルは何かといわれて答えられないような。。

個人的に一番気になったのは、
メニューの映像とパッケージ。
ときにメニューの口の映像はなんか忘れられません。
印象に残るメニューです。

お祭り的な映画。
なんか気になります。

幸福の鐘

総合評価　★★★★☆
個人的に見ていただきたい度　★★★☆☆
寺島進度　★★★★★
一言で表すと「男、寺島進」

寺島進万歳映画です！
かなりいけてます。
寺島さん好きにはたまらない一品ですね。。

内容としては、
主人公寺島さんがまったくセリフのない、ただ歩くだけの映画。
タイトルの意味が、気付くような、気付かないような途中。
そして、じ～んときてしまった、最後のクライマックスシーン。

最後になると、タイトルの意味は分かります。
（途中でだいぶ分かってしまいますが、、、）

でも、あまり書けませんが、最後のシーンはとっても好きでした。
寺島さんの雰囲気がとっても良かったです。

ONとOFFのバランス。
多めの間の取り方。
監督さんがやりたいことだったんでしょうね。。
個人的に、間の取り方としては、多すぎるぐらいでちょうど良かったです！

神経衰弱ぎりぎりの女たち

総合評価　★★★★★
個人的に見ていただきたい度　★★★★★
おしゃれ度　★★★★★
一言で表すと「色」

ペドロ・アルモドバル監督のかなり昔の作品。
僕はこの監督さんが好きなんですが、彼の作品の中でも上位かもしれません。
何はともあれ、とにかくオシャレ。
最高の色使い。
彼から見える世界を一度だけ味わってみたいです。
本当にすっごい見え方をしてるんだと思います。

内容はおもしろい点も多々。
すっごいユーモアのある作品です。
お茶目なところも多く、観ていて飽きません。

僕の好きなオシャレが存分につまった作品です。
見終わった後、「シャレとるな～」っと言ってしまった作品です。